救急遠隔伝送システムの運用開始について
急性心筋梗塞などの心疾患は、早期診断と迅速な治療がとても重要です。
これまでは医療機関収容後に、心電図検査等を行い、専門医が診断して治療が開始されました。
当消防本部が令和7年4月1日に運用を開始した「救急遠隔伝送システム」により、救急車内で心電図を記録し、そのデータを医療機関に伝送することで、早期の容態把握と治療の準備や実施までの時間を短縮することができます。
また、医療機関で検査したCT画像、外傷等の画像を搬送先医療機関に伝送することにより、救命率の向上が期待されます。
伝送に際しましては、傷病者本人やご家族等に同意を得たうえで行います。
伝送する搬送先医療機関については、以下のとおりとなります。
会津中央病院
福島県立南会津病院
竹田綜合病院